Note: You should update any bookmarks to point to https://kb.filewave.com We will be working on links from FW Central/Anywhere that still come to this Atlassian site over the next couple of releases and then phasing out this site entirely in Jan 2024.


日本語 - Changes to VPP Licensing Reservations (v14+)

経緯:

FileWave のバージョン 14 の前は、VPP アプリケーションのライセンス予約は追加ライセンス購入において問題が生じる場合がありました。以下のように当初このアプリケーションのライセンスを 25 ライセンス購入しており、また自動作成されていたファイルセット(ペイロード)にはまったく同じ 25 ライセンスの予約がありました。

このアプリケーションのライセンスを追加購入する度にこのモデルが非効率であることが明らかとなっていました。例えば、追加の 10 ライセンスを購入したとします。先に示したファイルセットは当初の 25 から変化しません。それゆえ追加 10 ライセンスが利用可能になったとしても実質的にライセンスが枯渇することになってしまうのです。このため当初のファイルセットに手動で変更を加える必要が生じますが、それは非効率的なものでした。

変更点:

v14 からは、ファイルセット(ペイロード)用のライセンス予約は、追加ライセンス購入の際の利便性向上のためオプションとなっています。現在ではライセンスを制約ではなくダイナミッククォータとして捉えることができます。以下はその仕組みです。

  • 既存のファイルセットはこの変更により影響を受けません(過去に定義された予約が存続しますが、チェックボックスのチェック解除により簡単にオフにすることができます)。以下をご覧ください。Removing a Reservation
  • 購入する新規のアプリケーション用ライセンスは、以下に示されるとおりネイティブとウェブ管理者の双方に対しダイナミッククォータ(予約チェックボックスのチェック解除)によるペイロード(ファイルセット)となります。

  • ダイナミッククォータの効能
    • 特定のアセット(アプリケーション/ブック)のライセンスの総数は、すべてのファイルセットの間で共有されるプールとみなされることになります
    •  予約オプションが有効になっているすべてのファイルセットにおいて、予約されたライセンス数はまずクォータ全体から差し引かれます
    • ライセンスが予約されたファイルセットに対しライセンスが必要とされる場合、このファイルセットを通じた割り当て数が予約済みライセンス数に対してチェックされます
    • 予約オプションが有効になっていないすべてのファイルセットにおいて、残りのライセンス数はオンデマンドで共有され利用できます
    • ライセンスが必要となる場合、既に割り当て済みのライセンスの数はこのダイナミッククォータに対してチェックされます
    • 利用できる無料ライセンスが存在しない場合、インストールは続行されません
    • 追加ライセンスを購入する場合、それらは自動的にダイナミッククォータに追加されます

新規アプリケーション(Firefox)の 100 ライセンスを購入する場合

  • このアプリケーションのファイルセット(ペイロード)が作成された場合、予約ライセンスオプションは無効になります
  • 予約済みライセンスのあるその他のペイロードが存在しないため、100 ライセンスすべてがダイナミッククォータを通じて利用できます
  • ペイロードを 20 クライアントに関連付け: ダイナミッククォータが 80 へ縮小
  • ペイロードを複製します。新規ペイロードのプロパティにおいて、このファイルセットに対し 25 ライセンスの予約を指定します。ダイナミッククォータが今度は 55 へ縮小しました
  • この第二のペイロードを 20 クライアントへ関連付けます。このペイロードのクォータは今度は 5 となり、他方でダイナミッククォータは 55 のままとなります
  • ライセンス予約のない状態でペイロードの別のコピーを作成します。ダイナミッククォータは 55 のままとなります
  • この第三のコピーを 25 クライアントへ関連付けます。ダイナミッククォータが今度は 30 へ縮小しました
  • この段階で追加 100 ライセンスを購入するとダイナミッククォータは 130 に拡大します

上記に基づいたもっと複雑な例の一部をお見せします

  • 上記の第二のファイルセットを 10 クライアント以上に関連付け:
    • クライアントのうち 5 クライアントは 1 ライセンスを得ることになり、その他の 5 クライアントはそうなりません(それは 25 ライセンスの予約があり、そのうち 20 ライセンスを既に割り当て済みであるためです)
    • このファイルセットの予約済みライセンス数を 35 ライセンスへ増やします(25 から)。ダイナミッククォータが今度は 120 に縮小します
  • 第三のファイルセットを 150 クライアント以上へ関連付けます。ダイナミッククォータはライセンスを取得する上でこれらのうち 120 のみを可能とします
  • 現在の状態
    • ファイルセット 1 が 20 使用
    • ファイルセット 2 が 35 ライセンスを予約していますが 30 ライセンスを使用
    • ファイルセット 3 が 145 使用
  • それゆえ 200 ライセンスのうち合計 195 ライセンスが使用され、5 ライセンスは依然として予約状態になります
  • このアプリケーションのために追加 50 ライセンスを購入します
    • VPP 同期化とモデルアップデートの後、それらはダイナミッククォータに追加されます
    • ファイルセット 3 に関連付けられたすべてのクライアントにライセンスが割り当てられます(-30)
  • ダイナミッククォータは 20 ライセンスが利用可能な状態とします 

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